「おおおおおおおはよお」



「おは…よ」



朝練を終えたジャージ姿の桜子が、あたしを見つけるとキンキン声で挨拶をした。



ああ、しかも右手と右足同時に出てるし。



「おはよ」



ジャージ姿のミノがあたしに手を挙げる。



あたしは笑顔で返す。



桜子がそんなあたしたちを見て顔を真っ赤にさせた。