「どうしたの?突然…」



なんとか口を開いたのはあたしだった。




お昼休み。




いつものように校庭の芝生でお昼ご飯を食べながら、日曜日のWデートの打ち合わせで盛り上がっていたのに…



「たまには、ナツのこと独り占めしたい…」



ぼそっと、ミノが小さくつぶやいた。