「ごめんね!!」



バスケット部の部室に入ると、桜子が突然謝ってきた。



「なんか、寺崎くんが余計なこと言ったみたいで…」







「桜子が謝ることじゃないでしょ」



冷たい言葉が、あたしの口から放たれた。