あの少年はあの後どうなったかは分からない。 聞けなかった。 というか、親父がいつも以上にあたしを避けていた。 顔なんて未だに一回も合わせてない。 …別にそっちの方がいい。 今会ったら…殴り倒してしまいそうだから。 あの少年はどうなったかは分からない。 でも部下の話しをこの前こっそり聞いた。 その話しが本当なら、少年は生きているらしい。 分からない。 別に会いたいとも思わない。 だから探しもしない。 どっかでまた、ばったり会えたら… お礼でも言ってやろうかな。