ブラッツ





「いやァァァあァァああッッ!!!!!!!」




さっきまで自分と話していた人が、

倒れている。


血の海に。

浮いている。



少女は両手で両頬を抑えたまま動かない。


直視できない現実。


なぜ?

なぜこうなった?



少年は…

死んでるの…?




「ねえ?ねえ…?」


少女は少年の肩を揺らす。


起きて?

目を…開けて?



「ねえ?ちょっと…」

涙がポロポロと零れる。



どうしたらいいんだろう…

少女はパニック状態になっていた。