「あ、流れた!」 小さな幸せ。 ・・・・・・・・・ カチカチと曲を進めて行くが、エロっぽい甘いバラードしか流れて来ない。 「………」 それでもカチカチと曲を進めていく。 うーん… いいのないんだけど… 「あ」 爽やかな曲。 とてもラブホとは思えないような、透き通るようなバラード。 連想するのは〝海〟 「これいーじゃん?」 少年は少女のことを考えていた。