翌朝。



“シャッ---”


カーテンを引く音と共に私は目が覚めた。



目があまり開かない。

きっと腫れてるだろう。

昨日あんなに泣いたんだから。



「伊藤さん、起きてください。」


「うぅーん」




私は目が腫れてることがばれないように
顔を隠しながら起き上る。