―――――― ―――― ―― 時はあっという間に流れて行き、もう昼休みになった。 生徒達は皆、それぞれがいろんな所でお昼を食べ始める。 教室で机を引っ付けあってたり、食堂に向かったり。 ふと窓から中庭に目を移す。 茶色い木製のベンチが二つ、黄緑色で綺麗に整えられた芝生の上に置かれている。 そのベンチの近くには大きな桜の木。 あたしたちが入学した頃にはピンク色の可愛い花びらを沢山付けていたが、今となってはほとんどが散ってしまい、花びらも数えるほどになってしまっていた。