だからあたしも小野寺先生は結構好きな先生の1人だった。 だ・け・ど!!!! 「じゃ、この資料全部ホッチキスで止めて、五階の資料保管室まで持って行って頂戴」 「………」 タラリと汗が額に流れる。 あたしの前にあるのは何十枚かもわからないプリントの束が三つ。 これを…全部!?