超能力学園

夜の8時50分。




今日もダメか…。




蓮もため息をついて、帰ろうと立ち上がった。





その瞬間、あたしの部屋のチャイムが鳴った。






「来たか…?」

「開けてみるね。」





奈留も緊張してるっぽい。






ゆっくり開けると…。





「要…!」

「奈留…いるよな?」





やっときたぁ…!





「おせぇよ、バカ。」





蓮があたしの後ろに立って言った。




でも、蓮、顔が綻んでるよ?






「あのさ…頼みあるんだけど。」

「なんだよ。」

「はやく奈留のとこ生きなよ。」

「また暴走しねぇように居てくんねぇ…?頼む!」





呆れた。




でも、要が1人でここに来ただけで、まずは成長なのかな?





「まったく…ヘタレだな。」

「でもまぁ、頑張ったからね。いいよ。ね、蓮?」

「仕方ねぇな。」





蓮も同意見らしい。






「マジでありがと…。」





深呼吸した要。




奈留のいるリビングに入る。




あたし達はその後ろからリビングに。





「要…。」

「あー…。よっ。」





こんな空気初めてで、あたしまで緊張してきた…。




頑張れ、要…。