超能力学園

「奈留…なんか言ってたか?」

「教えない。」

「なんで!?」

「奈留との約束だから。」

「…あっそ。」





なんなんだコイツは。





ガキか?





「直接奈留に聞きに行けよ。」

「…ムリ。」

「ウジウジしやがって…。何考えてんだよ。」

「…別に。」

「そうやって、考えの一つも言えねぇのか?俺って、お前曰わく友達なんじゃねぇの?」

「桃華と絶好調のお前にはわかんねぇよ。」





ムカツク!




人が親切に言ってやってんのに…。





「まぁ、いいけど。でもさぁ、謝りに行くだけでもいいんじゃねぇの?このままだと終わりだぞ?…おやすみ。」

「…。」





やっぱり俺は要を友達だと認識してしまってるらしい。




どうにかしてやらないと、とか思ってる。







夜中の12時ごろ。




電話がかかってきた。




表示された名前は桃華。




やっぱり電話きたな。






「もしもし。」

「あ、蓮?こんな時間にごめんね…。」

「絶対くると思ってた。」

「あは、バレバレか〜!」





なんとなくわかるようになってきた。




それが妙に嬉しい。






「奈留は?」

「もう寝てるよ。要は?」





俺は下にいる要を確認。




「寝てるっぽい。」

「要…どうだった?」

「ダメだな。変に意地張ってるかんじ。奈留が言ってたことは言ってねぇけど、ヒントは出したつもり。」

「そっか。蓮ならそうすると思ってた。」





お互いに分かり合えてる気がする。




これってスゴいことだと思ったりする。





「どうしよっか?」

「どうしようもねぇな。要が謝りにいかない限り。」

「そうだね…。」

「本人は何言えばいいのかわかんないらしいけど。」





それの答えもあげたつもり。




要が気づいてるかは不明。