「おい、蓮!お前すごい顔になってるぞ!」

「もとからこんな顔。」

「寝れなかったのか?」






朝起きてすぐ要に言われた。





「熟睡。」

「鏡見てこいって!」






鏡?






嫌いだけど仕方ないから見てみた。





思ったよりひどい顔をしてる。






「気持ちはわかるけど桃華が見たら心配する。」

「バカじゃねぇの。」

「顔洗ってこい。」








学校行く気しない。





桃華の側にいたい。






「俺…」

「学校は行けよ。午前中だけでも。」

「……わかった。」