♀桃華




あの目が忘れられなくて、蓮が帰ったあと怖くなった。




だけど、ムリヤリ寝ようと思ったら寝れたみたいで気付いたら朝。





でも寝た気がしない…。




だめだ、こんなあたしじゃ昔となにも変わらない。






今日も学校あるし、みんなや蓮といれば大丈夫だ。







準備してたら部屋のチャイムがなった。





奈留かな?





「はーい。」

「おはよ。」

「蓮!?朝から来るなんて珍しい!」

「…別に。」






わかってるよ。




心配してきてくれたんだよね?






「ご飯食べた?」

「…忘れた。」

「寝ぼけてんの?」

「わかんねぇ。けど眠い。」

「まだ時間あるから寝てれば?」

「起きれなくなる。」