あなたの傍で…

「風邪?」


「ええ。ただの風邪でよかったわ。今は性質の悪い風邪も流行ってるから。」


「そうですか。」


「それでね。私が傍にいてあげたいんだけど出張なのよ。」


「じゃあ俺が傍にいますんで。」


「そう?助かるわー。じゃあお願いね。」


「はい。」


そう言って先生は行ってしまった。


俺は桃のいるベットへ向かった。


寝顔がかわいくてずっと眺めていた。


「コイツこんなにかわいかったっけ?」


つい声に出してしまった。


ますます惚れちまうだろ。


そう思いながらずっと桃の手を握っていた。