「高瀬。連れて行け。」 気付いたときではすでに遅い。 身体が宙に浮いてる。 「高瀬さんおろしてください!!!」 「申し訳ありません。おぼっちゃまの命令には逆らえません。」 どうしよう。 このまま連れていかれたら逃げられなくなる。