「龍の相手してやれば?恋しろよ、沙蘭。」 恋か... 「龍の相手なんてヤダ。SWEET食べてるほうがいい。」 恋なんてしたことない。 したいとも思わない。 SWEETがあれば恋なんていらない。 「沙蘭。...一つだけ教えてやる。龍が失恋した理由はお前だ。」 失恋した理由が沙蘭? 「でも蓮っ!!」 「お兄様。」 得意げな顔をして... 甘い香りをのこして... 意味深な言葉をのこして... 不適な笑みを浮かべ螺旋階段を上って行った。