―――・・・ 「ようこそお越しくださいました。沙蘭様。」 「お招き有難うございます。」 軽く挨拶を交わして、会場へと足を踏み入れた。 色とりどりのドレス。 ちりばめられた宝石。 違う世界に来たような。 そんな気がした。