龍に駆け寄った。 「沙蘭...おまえ....」 「ごめんね....私、莉緒が好きだから。やっぱり忘れられない人だから....蓮にも武ちゃんにも伝えてね。」 龍の服の端を掴んだ。 ごめんね、好きだよ..... 「...ふざけんなよ」 すごく弱くみえる。 「結婚式よんでもいい...?」 掴んだ服の端をより一層強く掴んだ。 「....幸せになれよ。」