『ミラ様、どうぞお召し上がりください。』
料理長が言う。
「ありがとうございます。どれもおいしそうだわ。」
ミラは、ナイフとフォークを取り、ステーキを切り始める。
それからというもの、
どうやったら1人でこれだけの量が食べられるのかというぐらいのものをあっという間に食べ終えてしまった。
ルナは、いつものことなので驚きもしないが、
料理長、周りにいたメイドはおおいに驚いていた。
「とってもおいしかったわ!」
『あ、ありがとうございます!
デザートをお持ち足しましょうか?』
「いいえ。デザートはもう少ししてから食べます。
ごちそうさまでした。
明日も楽しみにしてます。」
ミラは微笑み部屋を出て行った。


