「フッ…。」 一瞬笑う王子。 な、何か文句でもあるの? 「やっぱりミラだな。俺が惚れただけある。」 「なっ…。」 どういう意味よそれ! しかも''惚れた''なんて簡単に口に出さないでよ。 「いいよ。ミラの考えた方法で花畑に置く花を決めよう。」 「ありがとうございます。」 とりあえずお礼を言う。 「あっ!あの…花畑を置くのは、爵位を持っているとかそんなの関係なしに平等に聞けるようにしてほしいです…。」 最後のほうの言葉がどんどん小さくなっていくミラ。