「ミラさん。ごめんなさい。昨日あんなことになってしまったのにジゼルとまた会わなきゃいけないことにしてしまって…。」 「いいえ。大丈夫です。」 優しく微笑むミラ。 「では、ジゼルはもうすぐで来ると思います。」 「はい。気をつけていってらっしゃってください。」 「ありがとう。では、失礼するわね。」 出て行くレシェ様に礼をするミラ。 出て行った後、 「はぁぁ…。どうしましょう。」 頭を抱えるミラ。 とりあえず立ち上がり、さきほどレシェ様が活けた花を見る。