FLOWER PRINCESS



「じゃぁミラ、またね?」

「えぇ。またね。」

カイラの家の前で別れる2人。

ミラは1人、ルナが待っているであろう馬車へと向かった。

馬車の場所に向かうと、

ルナではなく知らない男の人が立っていた。

馬車も違う…。

場所を間違えたのかしら?

そう思って引き返そうとしたら

『ミラ様。』と呼ばれた。

無視するわけにもいかないので、

その人に近づく。