FLOWER PRINCESS



「ミラ、頑張ってね?また何かあったら相談しにきていいからね?」

「カイラ…ありがとう。」

ミラはそっとカイラを抱きしめた。

「ううん。こちらこそだよ?ミラが友だちでよかった。」

「私もよ。」

2人は再び絆を確かめ合った。

「カイラ、花畑ができたら1番に招待するわ。」

「本当?ありがとう!ミラ大好き。」

「私もカイラが大好きよ。」

丁度そのとき、正午を知らせる鐘が鳴り響く。

「ミラ、そろそろ帰りましょう?」

「そうね。」

2人は立ち上がって歩き出した。