FLOWER PRINCESS



「ミラ、何かあったでしょう?」

突然のカイラの質問に驚くミラ。

「なんでわかるの?」

「何年一緒にいると思っているの?ミラのことならわかるに決まっているじゃない。私でよければ話してみて?」

「あのね…」

ミラはカイラに話し始めた。

昨日の舞踏会のことから、

さっきのことまで。

すべてを話し終わった後、

「ミラ、ジゼル王子は最低ね。」

「そうよね!」

ハッキリと意見を言ってくれるカイラに喜ぶ。