FLOWER PRINCESS



「何度も言わせるなよな。俺は、ミラ・バーノンに惚れたの。わかる?」

わかる?って言われてもさ、

なんかムカつくし気持ち悪い。

「俺、絶対にミラを惚れさせるよ。」

『本気で惚れたのってミラが初めてだしな。』

そっと耳元で囁かれる。

「なっ、なっ、なっ///」

「あれ、照れてんの?ミラ可愛いね。」

王子は、そっとミラの頬にキスを落とした。

「副指揮官としてミラの傍にほとんどいるし、よろしくな?」

意地悪く微笑む王子。