FLOWER PRINCESS



「では、ジゼル、お前から自己紹介をしなさい。」

国王がそういうと、王子は立ち上がり、

しゃべりだす。

「今回、副指揮官を務めるジゼル・フィリップスです。ミラさんのサポートをさせていたただきます。どうぞよろしくお願いします。」

あまりにも想像できない紳士的なしゃべりかた。

思わず寒気が出る。

その後も、着々と自己紹介をし、少しお茶をして解散となった。

「明日は、14時門の前に来てくれ。花畑を作る場所にご案内する。」

『『『『はい。』』』』

「では、解散。」

続々と会議室を出て行く人たち。