「そんな、かしこまらなくていいですよ。」 「よく来てくださった。昨夜のことは勘違いをしてしまってすまなかった。今日は会議室で軽く、計画に関わる人と親睦を深めるだけだ。」 「ミラさんも来たことだし、会議室に向かいましょう。」 レシェ様と国王は玉座から立ち上がり、ミラの近くに来た。 「さぁ、参りましょう?」 「はい。」 3人は王室を後にし、会議室へと向かった。 会議室に向かうと、 長いローテーブルに10人ほどの人が座っていた。 ふと見てみると、その中にあの王子もいた。