「ミラ、よかったじゃない!」
リサとディナが嬉しそうに言った。
「ありがとう。」
「でも、大丈夫?城に行くということは…。」
ためらいがちに、リサがミラに言う。
「えぇ。きっとそうなると思います。でも、関わらなければいいことなので気にしません。」
「そう。ならいいんだけどね?でも、ミラ、もしまたジゼル様に何かされそうになったら逃げるのよ?」
「わかってます。」
『力には自信がありますから。』
そう言ってニッコリと微笑むミラに、
リサとディナは一瞬の寒気を感じた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…