FLOWER PRINCESS


「ダメですっ!!

ミラ様に何かあってはいけません。

もし何かあったら…私…私…。」

ぎゅっとミラはルナを抱き寄せた。

「ありがとう。

そんなに心配してくれるなんて本当に嬉しいわ。

だけど、これからよ。

もっと危険だから…。」

早く、カイラ助けなきゃ…。

カイラ、待っててね。

「もっと危険ってどういう意味ですかっ!?」

「ルナ、落ち着いて!

今から話すから…。」