そのあと、ジュリが乗り込み馬車が動き出した。 「ミラさん、何かまたあったときはイストレラにきてね。」 「はい。ありがとう。」 「ミラ、リサとディナにもよろしくな。」 「えっ…オリヴァンに行かないの?」 「あぁ。ジェスが返してくれなくてな?」 王様の方を見るフラル。 「フラルほど優秀な外交官はいないんだ。 フラルのおかげでオリヴァンとの国交があるといっても過言ではない。」 「そうなんですか…。なら、仕方がありません。 お姉さまたちも元気でやっているので心配しないでください。」