城内は、オリヴァンとは全く雰囲気が違った。
廊下に飾られているたくさんの武器。
「王室はこちらでございます。」
メイドに案内されて来たのは王室の目の前。
扉がオリヴァンより頑丈な気がする。
衛兵が重たい扉を開け、
ミラが入っていくとそこにいたのは顔に大きな傷がある男の人だった。
「カインから手紙を授かっているそうだな。」
「はい。こちらです。」
一礼して玉座に座る王に渡す。
威圧感がハンパない。
パルカ様のような柔らかい雰囲気なんてちっともないわ。
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