部屋を出て、ダイニングルームに向かう時、

ドアがノックされた。

「はい。」

ミラが返事するとドアを開けてコルベルが入ってくる。

「今日は一日よろしくお願いします。」

そう言ってお辞儀するコルベル。

「こちらこそ。よろしくお願いします。」

ミラもお辞儀する。

「ミラ様、おやめくださいっ!」

コルベルはあたふたとし始める。

「そんなの嫌よ?

お世話になるのだからね。」

微笑むミラに顔をほんのりと赤く染め、

落ち着くコルベル。

「コルベルさん、朝食を食べに行きましょう?」

ミラとコルベルは部屋を出て行った。