まだ、会って数日しか経っていないわ…。 なんで、こんなにも胸が締め付けられるの? ねぇ、私、どうしちゃったの? ミラは自分の頬をつねる。 「ありえなさすぎるわ! 私は大丈夫! 胸が締め付けられるのは夢のせいよ!」 そう自分で言い聞かせて、ベッドから降りる。 「久しぶりにカイラに会って、 この気持ち消えさせてやるわ!!」 ミラはクローゼットから服を取り出し、 テキパキと着替える。