「……わかったわ。」


「今日は、朝から公務が重なっててね。


今からでも行かなきゃいけないから朝食は1人でとってくれ。」


『ごめんな?』という言葉とともに、

ミラの唇にジゼルの唇が重なる。


「なっ////」


顔を真っ赤にするミラ。


「じゃあね。」


その言葉を残して部屋を出て行くジゼル。


「なんなのよ…。」



なんで、優しくするの?