FLOWER PRINCESS



『『ミラ様、頑張ってくださいね。』』

2輪のバラの声が重なって聞こえる。

「ありがとう。」

そういいながら微笑み、噴水の前をあとにした。

ルナと他愛もない話をしながら花畑に向かう。

花畑には10種類の花が少なからずや花畑として存在していた。

「この、何倍もの大きさの花畑ができるのよね。」

「そうですね。花の種類ももっとたくさんになりますね。」

「あぁ、本当に楽しみだわ。」

「そうですね。早くみなさんと一緒に見たいですね。」

みなさん…。

カイラ、会いたいわ。