すると、料理長のエドがジゼルに近づく。

『ジゼル様、ミラ様は本当にステキな方ですね。』

「そうだな。」

『しっかりと愛さなければいつまでも愛されませんよ。』

こそっとジゼルに伝え、

一礼して出て行くエド。

…気づいてたのか。

「ジゼル様、この後は14時まで何もありませんがどうなさいますか?」

「部屋にいるよ。」

「かしこまりいました。」

ジゼルも食べ終え出て行く。