Anniversary

院内は広くて
一人じゃ迷子に
なってしまいそう。

アヤは受付で
話をしている。

アヤどこか悪いのかな?
と心配している私を
知ってか知らずか
アヤはいつもと
変わらぬ笑顔で
エレベーターに乗る

5階に着いた

病棟に誰か
知り合いが居るのかな?
と思いながら
アヤについて行くと

個室に入った



そこに居たのは
ベットに座った
スウェット姿の

ハルだった。

私は驚き
言葉が出ない。

ハルもこちらを
見て驚いている。