雪兎の白い肌が羞恥にほんのりとピンク色に染まる。
それはあまりにも扇情的で……
時春の理性が音をたてて崩れ落ちる。
――――いっそこのまま…すべて奪ってやりたい。
首筋に唇を這わすと、雪兎はビクリと反応する。
「…あ…ッ!やぁ…ッ」
雪兎の戸惑う喘ぎ声も可愛くてならない。
小さな胸がコンプレックスらしいが…真っ白でとろけそうなほど柔らかな雪兎の膨らみは時春を煽るばかりだ。
雪兎はどこもかしこも柔らかで…
ほんのりピンクに染まった肌も舌を這わす時春は…
こいつは全身甘ったるくて、頭がクラクラする――…
…そう思った。
まるで砂糖菓子のようにこんなに甘ったるそうなのに…舌を這わせて甘い味がしないのが不思議なくらいだった。


