「とにかく、遅くなる時はメールくらいしろ。迎えにいくから。」 「はい…。」 長い長~いお説教はその言葉で幕を閉じた。 心配かけてごめんなさい…と謝ると 今度はいつもの穏やかな笑顔で許してくれた。 それから時春が作ってくれたペペロンチーノにお野菜たっぷりのコンソメスープ、サラダの美味しい夕食に大満足をして… 二人でテレビを見ながらまったりしている。 「………。」 あれ…? 何か忘れているような……?