どういう事よ!?


「ねえ、何で佑斗が?」

驚いてドアの所で立ち尽くしていると、佑斗は面倒臭さそうな顔をして言った。


「ここは、オレの部屋でもあるの。誰も、お前専用とは言ってないだろ?」


「ええ~!?じゃあ隣の部屋は?」


さっき、自分は隣の部屋って言ったじゃん。


「ああ、あそこは着替えと勉強部屋」


佑斗は、いともあっさりと、言ってのけた。