「三日も…?」


よく、生きていたな。私…。


「今夜が峠って、言われてたんだから」


優しい笑顔で、お義母さんが言った。


そうだったんだ。


「あっ、ねえ。佑斗、怪我は?」


まだ、少しかすれる声で、聞いてみた。


すると、佑斗は私の頭を優しく撫でて微笑んだ。

「オレは大丈夫だから。お前は、そんな事を気にするな」


「良かった…」


ホッとした時、先生が病室に入って来た。