「で、本当にあいつなの?
…その、
運命の人ってやつは。」

お弁当の時間、
かったるそうに
薫ちゃんが聞いてきた。

「うん!
…なんかね、
一目見た瞬間ビビビっと来たの!
たぶん、
神様からのお告げ!」