静かに。ただ、静かに。 涙だけが流れ続けた。 「・・・・・・・・・・・・・・・椎花」 ――――――呼んでも、君は来ないのに。 また笑って欲しくて。 俺の名前を呼んで欲しくて。 俺は、写真の中で笑うアイツを見つめる。 変わらないのは、お前。 変わったのは、俺。 もう、伝えることさえできない。 何故気付かなかったんだろう。 大切なものは、近くにあったのに。 全て、失ってから気付いたんだ。 あれから俺は後悔ばかりだ。 後悔して、涙を流すことしかできない・・・。