ゆうちゃんがとんっと少しぶつかった女の子が、ぺたんっとしりもちをついちゃった。
ぼうしの色がうすいむらさきだから、すみれ組の子かな。
「あっ」とゆうちゃんがその子に気付いたとき、女の子はみるみるべそをかいて……。
「ふ……ふえぇえ――――んっ!!!」
「あーっ、わーっ、ごめんねーっ!!」
パニックになるゆうちゃん、せっかく取ったハンカチをポイッとすてて、女の子にかけよった。
とうぜん、2人も気付いて。
「あれ、ゆうちゃん?どうしたの?」
「だいじょうぶ?転んじゃったの?」
……これは、しかたないよね。しっぱいというより、しかたないよね!?
それよりあのすみれ組の子、大丈夫かな?
―――けっきょくあたしもその子のところへ行って、ナオちゃんは「あれ?なんでぼくのハンカチこんなところにあるの?」って気付いて。
しかたないけど……失敗だ。
♪
「さて、こんどは何しよう」
「こっちゃん……まだやるの?」

