そんなわけで、6日に病院へ押しかけることにした。
冴えてるこっちゃんを連れて行きたかったんだけど……。
「あたし、大人と話せない」
と逃げられました。
代わりに、
「え、なんで話せねーの?」
と不思議そうにしたわたるを連れて行くことにしました。
まあ確かに、言い合うにはわたるの方が良いかな。あいつの辞書には"ためらい"や"ビビり"という言葉がなさそうだし。
そして当日、の、お昼休み。
みんなはお昼寝の時間で、ほんの少しの間だけ先生がいなくなる時がある。
「こっちゃん、後は頼んだよ」
隣のふとんのこっちゃんにこっそり伝えて、あたしとわたるはチューリップを後にした。
もちろん、すぐにはバレないようにふとんの中にいろいろなものを詰めて、まるであたしたちがふとんに包まってるみたいにして来たよ。

