「ええ?今日からみんな、チューリップは午前中で終わりになるんだよ?」


 うん、ネンマツだもんね。だけど先生が
「どうしてもっていう子は預かります」
っていうから、おねえちゃんは連絡帳書いたんだよ。


「……先生」


 カラッとドアが開いて、入って来たのは……。


「……お、おみまい……いく」


 それはなんと、あたしと同じく連絡帳を持ったしげるくん!


 飛鳥先生はビックリして、考えて、そして。


「仕方ない。じゃあ、しげるとこっちゃんと3人でお見舞い行こう!」



 ってことで。


 お昼前にみんなとバイバイして、しげるくんと先生たちと、あと年少さんの女の子とおべんとう食べて。