と思ってたら。
「……ゆうちゃんは、チューリップで一緒なだけ……」
たっくんの、ちっちゃな声が聞こえた。
―――やっぱり“ねたフリ”だったな!
そしていいかげんあたしにも分かるぞ。たっくんがウソついてることくらい。
つかなきゃいけないことくらい。
「……美咲。もう、いいんじゃないかな。この子達、ほとんど分かってるよ」
まことさんはどうやら、さっちゃんの話をみんな聞いてたみたい。
「2人の思ってる通り、裕太郎のお母さんは美咲だ。それと、」
スッと、みさきちゃんがまことさんの言葉を止めた。どうしたのかな?
「―――そうだね。そこからは私が言う」
とくに、だれもビックリしなかった。
なんかね、「やっぱり」って思ったの。
たっくんだけは、ずっと泣きそうな顔してた、ように見えたけど。
みさきちゃんが、そっと言った。

