そう思ってたら、ふいに頭がスーってした。
あれ?なんでだろう……え?
ハッとして振りかえって、地面にある濃いピンクの帽子を見て。
「ゆ、遊理兄ちゃん!帽子落としちゃった!!」
「はぁぁ!?」
あわてて拾いに戻ろうとしたら。
「あっ!パパ、梅組の帽子落ちてる!」
「お、ラッキーだな!」
あっさり、あたしたちの目の前で持っていかれました。
そ、そんな……。
すごすごと先生のところへ戻ったら、先生は「あちゃー」と苦笑い。
「すごく活躍してたのに、取られちゃったかー」
ち・が・う!!
「「落したんです!!!」」
あたしと遊理兄ちゃんは、なかよく先生に怒鳴った。
♪
「それでは、解散」
お昼休みに入って、みんなそれぞれ家族に連れられバラバラになった。

