というか、さっちゃん以外はみんなはじめて。
なんか、すっごく「ともだち」ってかんじ!
「こっちゃん、渡そ?」
おっと、そうだった。あたしたちもちゃんと用意したんだ、プレゼント。
―――そうやってナオちゃんに渡して、ゆかちゃんのお母さんがホントにケーキを作ってくれて。
乾杯したり、ゲームしたり、ナオちゃんの「ぶたい」観たり。
とても、とても楽しかったんだよ。
……でもね。
やっぱり、たっくんは来なかったんだ。
♪
パーティーが終わって、みんなが帰ったあと。
さっちゃんちと帰ろうとしたら、後ろの方を何かが通った。
え?
後ろすがたではっきり言えないけど、あれは……ナオちゃん?
「こっちゃん、帰ろ?」
「……ごめん、さっちゃん。あたし、自分で帰る。ちょっと用思い出した!」

