超能力者だけの世界で。



―多彩町・東区―



「くそ…。」


1人の青年は夜道を駆ける。
黄色い髪の青年。



「カンジさん。逃げないで下さいよ。」



全く同じ格好の青年がもう1人。違う所は、白衣を着ているという事だ。



「お前…これ以上、俺の弟に何するつもりだ。」

「カンジさん。貴方はもう逃げられない。弟が大事なら、僕にに従え。」

「…。」



東区の代表、磁波カンジ。
現在、ある男により支配されていた。

ある男は、誰かに変化できる能力。

磁波カンジの姿になって、東区を支配する。


本物の磁波カンジは、
その男に捕らえられ利用される。


「俺は奴を止めに行く…。お前のせいで人生を変えられた人間を助ける…。」

「何?やる気ですか?」



磁波カンジは、
体に白い電気を帯びる。

男も白い電気を帯びる。
相手の能力までコピーできる。





「本物は俺だ!!」